Linuxとは?エンジニアが知るべきコマンド・ディレクトリ構造・権限管理をわかりやすく解説【2026年版】

Linuxはサーバー・クラウドの標準OS。エンジニアが毎日使う基本コマンド・ディレクトリ構造・パーミッション・プロセス管理を実例付きで解説します。

更新日: 2026-05-15 / IT Career Lab 編集部

Linuxとは何か

Linux(リナックス)とは、1991年にLinus Torvaldsが開発したオープンソースのオペレーティングシステム(OS)です。世界のWebサーバーの大半・クラウドインフラ・Androidのカーネル・スーパーコンピューターなど、現代のITインフラの根幹を担っています。エンジニアであれば職種問わずLinuxコマンドの基礎は必須スキルです。

覚えるべき基本コマンド一覧

# ディレクトリ操作
ls -la # ファイル一覧(隠しファイル含む詳細)
cd /var/log # ディレクトリ移動
pwd # 現在のディレクトリを表示
mkdir -p a/b/c # 階層ディレクトリを一括作成
# ファイル操作
cat file.txt # ファイル内容表示
tail -f app.log # リアルタイムでログを追う
grep "ERROR" app.log # パターン検索
# プロセス・システム
ps aux | grep nginx # プロセス確認
top / htop # リアルタイムリソース監視
df -h # ディスク使用量
free -h # メモリ使用量

パーミッション(権限)の仕組み

Linuxではファイル・ディレクトリごとに「誰が・何をできるか」を細かく設定できます。ls -lコマンドで表示される権限表記を読めることはエンジニアの必須スキルです。

-rwxr-xr-- 1 user group 4096 May 15 10:00 script.sh
↑ 読み方:
- rwx r-x r--
↑ ↑ ↑
所有者 グループ その他
r=読取(4), w=書込(2), x=実行(1)
chmod 755 script.sh # rwxr-xr-x に変更
chmod +x deploy.sh # 実行権限を追加

よくある質問

サーバーサイド・インフラ・クラウド・AI/MLのほぼすべてはLinux上で動作するため、Webアプリ開発・インフラ構築に関わるエンジニアにはLinuxの基礎知識が必須です。Windows開発専門のエンジニアでも、WSL2(Windows Subsystem for Linux)でLinux環境を活用するケースが増えており、習得して損はありません。

学習目的であればUbuntu LTSをおすすめします。ドキュメント・StackOverflowの情報が豊富で、AWSのAmazon Linux・GCP・ローカル開発環境でも広く使われます。CentOS(現在はAlmaLinux/Rocky Linuxが後継)はRHEL互換で金融・大企業インフラで使われることが多いです。

シェルスクリプトとはLinuxのコマンドを並べて自動化するスクリプトファイルです(bash/shが一般的)。定期バックアップ・デプロイ自動化・ログローテーションなど、インフラ・DevOps業務で広く使われます。CI/CDパイプライン(GitHub Actions等)でもシェルスクリプトの知識が必要です。

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