クラウドはITインフラの常識。IaaS/PaaS/SaaS・AWS/GCP/Azureの比較・主要サービス一覧・オンプレミスとの違いを現役エンジニアが解説します。
クラウドコンピューティングとは、サーバー・ストレージ・データベース・ネットワーク・ソフトウェアなどのITリソースをインターネット経由で必要な分だけ使う仕組みです。自社でハードウェアを購入・設置・保守(オンプレミス)する代わりに、従量課金で即時に大規模なインフラを利用できます。
| 項目 | AWS | GCP | Azure |
|---|---|---|---|
| 市場シェア | 約32%(1位) | 約11%(3位) | 約23%(2位) |
| 強み | サービス数が圧倒的多数 | AI/ML・データ分析 | Microsoft製品との統合 |
| 主な利用企業 | スタートアップ〜大手 | テック企業・AI研究 | 大企業・エンタープライズ |
| 入門資格 | AWS SAA | Associate Cloud Engineer | AZ-900 / AZ-104 |
求人数・ドキュメントの豊富さ・コミュニティの大きさを考えるとAWS(Amazon Web Services)を最初に学ぶのがおすすめです。無料利用枠(Free Tier)があり、AWS認定資格(SAA-C03)は転職市場での評価も高いです。GCPはデータ分析・AI/MLを重点的に扱う場合に特に強みがあります。
サーバーレスはクラウドの一形態です。サーバーの管理を完全にクラウドに任せ、関数単位でコードを実行する仕組みです(AWS Lambda, GCP Cloud Functions, Azure Functions)。「サーバーがない」わけではなく「サーバーを意識しなくていい」という意味です。
現在はクラウドが主流ですが、オンプレミスが選ばれる場面もあります。主に①セキュリティ・コンプライアンス要件が厳しい(金融・医療)、②特定の高スペックハードウェアが必要、③長期的に見てコストがオンプレの方が低い場合です。ほとんどのWebサービス・スタートアップはクラウドを選択します。
クラウドエンジニア・インフラエンジニアの求人は年収が高く、AWS資格保有者は特に優遇されます。