クラウドコンピューティングとは?AWS・GCP・Azureの違いをわかりやすく解説【2026年版】

クラウドはITインフラの常識。IaaS/PaaS/SaaS・AWS/GCP/Azureの比較・主要サービス一覧・オンプレミスとの違いを現役エンジニアが解説します。

更新日: 2026-05-15 / IT Career Lab 編集部

クラウドコンピューティングとは何か

クラウドコンピューティングとは、サーバー・ストレージ・データベース・ネットワーク・ソフトウェアなどのITリソースをインターネット経由で必要な分だけ使う仕組みです。自社でハードウェアを購入・設置・保守(オンプレミス)する代わりに、従量課金で即時に大規模なインフラを利用できます。

クラウドの3つのサービスモデル

IaaS(Infrastructure as a Service) — 仮想サーバー・ストレージ・ネットワークを提供。OSより上は自分で管理。
例: AWS EC2, GCP Compute Engine, Azure Virtual Machines
PaaS(Platform as a Service) — アプリケーション実行基盤を提供。OSやランタイムの管理が不要。
例: AWS Elastic Beanstalk, GCP App Engine, Heroku, Vercel
SaaS(Software as a Service) — ソフトウェアをサービスとして提供。インフラもアプリも全部お任せ。
例: Gmail, Slack, Salesforce, GitHub

AWS・GCP・Azure の比較

項目 AWS GCP Azure
市場シェア約32%(1位)約11%(3位)約23%(2位)
強みサービス数が圧倒的多数AI/ML・データ分析Microsoft製品との統合
主な利用企業スタートアップ〜大手テック企業・AI研究大企業・エンタープライズ
入門資格AWS SAAAssociate Cloud EngineerAZ-900 / AZ-104

よくある質問

求人数・ドキュメントの豊富さ・コミュニティの大きさを考えるとAWS(Amazon Web Services)を最初に学ぶのがおすすめです。無料利用枠(Free Tier)があり、AWS認定資格(SAA-C03)は転職市場での評価も高いです。GCPはデータ分析・AI/MLを重点的に扱う場合に特に強みがあります。

サーバーレスはクラウドの一形態です。サーバーの管理を完全にクラウドに任せ、関数単位でコードを実行する仕組みです(AWS Lambda, GCP Cloud Functions, Azure Functions)。「サーバーがない」わけではなく「サーバーを意識しなくていい」という意味です。

現在はクラウドが主流ですが、オンプレミスが選ばれる場面もあります。主に①セキュリティ・コンプライアンス要件が厳しい(金融・医療)、②特定の高スペックハードウェアが必要、③長期的に見てコストがオンプレの方が低い場合です。ほとんどのWebサービス・スタートアップはクラウドを選択します。

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