SSL/TLSとは?わかりやすく解説【HTTPS・証明書・TLS 1.3・Let's Encrypt】2026年版

SSL/TLSはHTTPS通信の基盤となる暗号化プロトコル。機密性・完全性・真正性の保証・証明書の種類(DV/OV/EV)・TLS 1.3の改善点を現役エンジニアが解説します。

更新日: 2026-04-27 / IT Career Lab 編集部

SSL/TLSとは何か(一言で)

SSL/TLS(Secure Sockets Layer / Transport Layer Security)とは、インターネット上のデータ通信を暗号化して盗聴・改ざんを防ぐプロトコルです。ブラウザとWebサーバーの間のHTTPS通信の基盤です。現在は「TLS」が正式名称ですが、歴史的な経緯から「SSL」や「SSL/TLS」と呼ばれています。

SSL/TLSが提供する3つの保証

🔐
機密性(暗号化)

通信内容を暗号化し、第三者が盗聴しても読めないようにする。

🛡️
完全性(改ざん検知)

データが転送中に改ざんされていないかをMACで検証する。

真正性(認証)

接続先が本物のサーバーであることを証明書で確認する。

SSL証明書の種類

種類検証レベルブラウザ表示用途
DV(ドメイン認証)ドメイン所有確認のみ南京錠アイコンブログ・個人サイト
OV(組織認証)企業実在確認南京錠アイコン企業サイト
EV(拡張認証)厳格な企業審査会社名表示金融・EC・官公庁
ワイルドカードサブドメイン全対応南京錠アイコン*.example.com形式

TLS 1.2 vs TLS 1.3

TLS 1.3(2018年標準化)はTLS 1.2に比べてハンドシェイクが1往復少なく(1-RTT)高速化され、古い暗号スイート(RC4・DES・SHA-1)が廃止されてセキュリティが強化されました。2026年現在、TLS 1.3への移行が推奨されています。

よくある質問

HTTPSはHTTPにTLSによる暗号化を追加したもの。URLが「https://」で始まり、ブラウザに南京錠アイコンが表示されます。HTTPではパスワードやクレジットカード番号が平文で流れるため、現在はすべてのサイトでHTTPS化が必須です。

Let's Encryptを使えば無料でDV証明書を取得できます。AWSではAWS Certificate Manager(ACM)がALB・CloudFrontに無料で証明書を発行します。

ブラウザが「この接続は安全ではありません」という警告を表示し、ユーザーがサイトにアクセスしにくくなります。Let's Encryptは90日で更新が必要なため、Certbotなどで自動更新を設定するのが一般的です。

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